僕が門鑑定を行ってきた中で
自分の才能を正しく理解していた人の
割合を示した数字が・・・
10.8%
この数字をみてどう思いましたか?
この数字を見た時、正直驚きました。
なぜなら、自己診断テストで出た
結果とはあまりに多くの方が違っていたから。
これまで色々な自己診断テストを見たり、
試してみたことはあります。
実際、そこに書かれていた内容に
当てはまる部分も多くあり、
納得することが多くあったのも事実です。
ですが、どこかに違和感を感じていました。
ただ、どこがどう違うのか?
どこに違和感を感じるのか?
その部分を明確に理解して、
言葉にすることはできませんでした。
どこかしっくりこないという
ボヤッとした感覚です。
でも、門鑑定をやり始めてわかりました。
僕自身もそうですが、多くの人は
それぞれ自分の才能・適正を忘れています。
もしくは、見ないフリをしています。
なぜ、そう感じたのかというと、
鑑定をしていく中で、じっくりと話を聞き、
質問をしていくと、必ず気づくのです。
「そう言えば、子供の頃は・・・」
つまり、昔の幼い頃の記憶や
まだ子供だった頃の記憶を遡ると、
確かにそこに自分が得意だったことや
簡単に出来てしまう体験があったんです。
ただ、そのせいで嫌な思い出や
トラウマになってしまったという経験が
結構な確率であります。
だから、その体験自体を忘れたり
見て見ぬ振りをして、その体験自体を
脳の奥底の方に隠してしまいます。
その結果、自分の意識下では
決してその才能や資質の片鱗を見せません。
なので、自分で質問に答えていく
自己分析シートや自己診断型のテストを
受けたところで、本当の答えは得られません。
必ず人には矛盾する部分が存在する
でも、ここで疑問が残ります。
じゃあ、なぜ診断テストを受けて
納得する答えが多いのか?
それにも理由があります。
それは、自分の本当の才能や資質よりも
他の才能・資質の方が数値が高かったり、
優れていたりするからです。
えっ、どういうことって感じますよね?
一般的には、数値が一番高い部分が
自分の才能だと認識します。
しかし、必ずしも数値が高いことが
その人の才能とは限らないことが多いです。
この部分も実際に僕の門鑑定を受けた方を
対象に調べてみるとある数字が出ました。
69.2%
つまり、約7割近くの人は、
自分が本来磨くべき才能・資質よりも
他の能力の方が優れているということです。
この数字を見てもらえるとわかりますよね?
人には必ず矛盾した部分があり、
複数の相反する能力が存在するということです。
なぜなら、歳を重ねるにつれて
色々な体験や勉強をすることで
多くの知恵やスキルを身につけるからです。
その点を踏まえると、診断テストで出た
答えは決して間違いではありません。
でも多くは、これまでの学校教育や
社会生活を送ってきた中で、自然と
身につけた後天的な才能でしかないわけです。
(もちろん、自分の努力の結果でもあります)
言い換えるなら、誰にでもある才能・能力です。
もちろん、生まれた環境も違えば、
体験する出来事も違うでしょう。
ただ、同じ時代を生きている以上
そこまで特殊な体験や環境に合う人は
ごく稀ではないでしょうか?
おそらくほんの一握りだと思います。
そうすると、ほとんど多くの人は
(僕も含めて)似たような才能・能力を
自然と身につけてしまうわけです。
これまでの話をまとめると・・・
・自己診断テストで出た能力、才能が
必ずしも本当に自分が磨くべき才能や
資質とは限らないということ。
・人は必ず矛盾する部分が存在し、
本来の自分が磨くべき才能・資質も
その矛盾したところに存在する。
それを理解するためには、
過去の記憶を振り返る必要があるということ。
これが、自己分析テストの真実です。
上記の2点を理解した上で、
自己診断型のテストを活用してもらえると、
有意義な結果を得られると思います。
ただし、本来磨くべき才能・資質を
導き出すことは出来ないので、ご注意を!!