今回は門学における「帝王学」の
一部についてお伝えします。

門学における帝王学とは?

そう思われる方もいるでしょうから、
ここで改めて帝王学の定義について
先にお伝えします。

よく一般的に言われている帝王学は、
王様や政治家、財閥などのトップが
学ぶリーダーとして教養・学問という
意味で語られていると思います。

ですが、ここでいう帝王学は、、、

「自分の魅力を開花させ、
人に強く影響を与えるための生き方」

このような意味あいでお伝えします。

なので、今後も出てくる帝王学は、
上記の意味で理解してください。

では、前置きはこの辺にして本題へ・・・

今回のテーマは、自分の正しさを
押し付けず、手放すという内容です。

正しさを押し付けず、手放す、
捨てると言っても、よくイメージが
できないと思うので、具体例を使って
説明しましょう。

僕たちは、少なくてもこのブログを
読んでいる方は、ほぼ日本人のはずです。

では、日本に来る外国人の行動や
文化の違いを見て何か腹が立ったり、
どうしても許せないということは
あるでしょうか?

多分、あまりないと思います。

もちろん、嫌だなぁと思うことは
少なからずあると思いますが、
絶対に許せないという程の怒りや
イライラはないはず。

そうですよね?

例えば、部屋に土足で入ろうとしたり、
ある時間になると礼拝をしたりしても、
別にそこまで腹は立ちませんよね?

なぜなら、その人とは文化や風習が
日本とは全然違うわけですから。

驚くことはあったとしても、
どうしても許せないというほどに腹が立ったり、
嫌だということはないと思うんです。

では、それはなぜでしょうか?

答えは簡単で、、、
「自分たちとその人とは全く違う」

このことをきちんと理解しているからです。

だから、自分たち(日本人)が正しい、
常識だと思うことを相手(外国人)が
しなくても、簡単に許せてしまうわけです。

また、こちらの正しさや常識を
無理に押し付けたり、強要もしないはず。

わからないのであれば、軽く注意したり、
優しく教えてあげればいいかな、
そう思って対応しませんか?

逆に僕たちが海外に行った時も、
同じような経験を知らないうちに
やってしまったりするわけですから、
ここはお互い様ですよね。

ただ、日本人は少し違います。

ことわざにもあるように
「郷に入れば郷に従え」という
精神が心に根付いているせいか、
海外に行くとその国の文化や
風習に出来る限り合わせようとします。

つまり、“自然と”努力し、
理解するように努めるわけです。

あなたもそうじゃないですか?

実は、この行為こそが自分の正しさや
常識を手放すということです。

そう考えると、割と簡単に
自分の正しさや常識を手放していると
思いませんか?

結構、当たり前のようににできています。

ただし、これが同じ日本人同士になると
話が変わってくるわけです。

多くの場合、自分の正しさや常識を
こと日本人同士においては、押し付け合い、
考え方を変えるように強制しようとするんです。

つまり、自分が絶対に正しいと思い、
自分と違うことがおかしいと考えるんです。

だから、些細なことができないことに
腹が立ったり、イライラしたり、
最終的に喧嘩になり、最悪な場合、
殺人にまで発展するわけです。

そう考えると、なんて僕たちは
外国人に対して寛大なんでしょう(笑)

なぜ、もっと外国人に接したり、
海外に行ってその国に適応しようとするのと
同じような心構えで、相手に接することが
できないんでしょうか?

それは、おそらく自分と相手の違いを
“正しく”理解し、学ぼうとしないからです。

非常に簡単な答えです。

もっと「違い」を知る努力をすれば、
変な誤解や行き違いも減り、それぞれが
優しく接することができると思いませんか?

そこで、門学ではこのような例えを使って、
それぞれの違いをお伝えしています。

同じ門同士=同じ国、国籍。

ただし、同じ門同士でも陰陽が違う場合、
例えば日本であっても、東京や大阪、
北海道や沖縄のように、文化も風習も
微妙に違いが出てきます。

たとえ同じ言語で話ができても、
それぞれに方言や言葉の使い方、
食の違いが出るのと全く同じです。

それに対して、自分の言葉遣いが
正しいとか、この食文化の方が
いいとか、まくし立てて、友人や
恋人に押し付けたりしますか?

普通はしないですよね?
良識のある大人であれば・・・

このようにお伝えしています。

逆に門違いになると、国籍が変わり、
文化や風習など全てが自分の国の
文化や風習とはあらゆる点で違います。

だから、自分の正しさや常識は、
相手には理解されないし、相手に
とっての非常識になる場合もあるので、
注意して、互いに歩み寄る努力を
していきましょうね・・・

その上で、、、

相手の文化を否定せず、
自分の文化を押し付けない。

相手の文化で嫌なことはしないようにし、
喜ぶことだけをしてあげて、落とし所を
みつけていきましょう。

このようにお伝えしてしています。

この自分と他者との違いを理解し、
コミュニケーションを取ることができれば、
誰であっても居心地よく、話ができ、
好感を持ってもらうことができます。

だから、自然とあなたのファンも増え、
あなたの言葉にも影響力が出てくる・・・

このように、自分の正しさを手放し、
相手に寄り添うことができれば、
どんな地位や立場の人であっても、
あなたに惚れてしまうと思いませんか?

この域にまで達すると、
誰でもあなたの味方になります。

この話を聞いて少しでも共感できた方は、
まず自分の正しさや常識を手放し、
相手に求めないようにする。

そして、相手と自分は違うという前提で、
コミュニケーションを取る。

これを心がけてください。

もちろん、いきなりは無理でしょうから、
少しずつで構いません。

僕もまだまだ完璧ではないですから(笑)

日々の心がけと鍛錬です^^
ちょっと意識するだけで変わりますので、
その変化をまずは感じ取ってください。

では、長くなったので今日はこの辺で^^
ご覧いただき、ありがとうございました。

PS
自分と他者との違いを知り、
帝王としての魅力は開花させたい方はこちらへ
https://miryoku.net/mongaku/monkantei/