「料理人になるために高校に行かず修行する!」
中学の時に本気でそう思って、
親や周りから必死に止められ、
高校受験を受けることに・・・
まぁ、僕の話なんですが(笑)
今は修行に行かなくて良かったと
心から思っています^^
実際、その後は料理への熱も下がり、
また何か違うものに情熱が移り、
高校に入ってからはほぼ料理しなかったんで。
強いて言えば、彼女に作るぐらいでしたね。
今では全く料理を作ることもありませんし、
もう包丁も何年も握っていないので
ダメですねぇ。
でも、料理を作るのは今でも好きですし、
料理人を題材にしたドラマは好きです。
それは今でも変わりません。
特に、嵐の松潤が主演でしていた
「バンビーノ」というドラマは、
欠かさず見ていました。
それをつい最近、見直したんですが
そこでいいシーンがあったんです。
しかも、そのシーンが仕事をする上で
また、ライティングをする上でも
同じだと思えるセリフがあって・・・
その場面を紹介したいなぁと。
このシーンは、主人公がシェフとして
就職したのに、まずはホールの担当になり、
シェフとして料理を早く作りたい気持ちと
ホールで仕事する中で苦悩している最中の場面。
そんな時に、オーナーである総料理長と
主人公が話すシーンなんですが・・・
オーナー:
「料理っていうのは難しいし怖いものだ。」
主人公:「怖い?」
オーナー:
「ああ、作る料理にその人間が出てしまうもんだ。
作る人間の中身がな。まぁ、言って見れば自分を
食べさせるわけだからなぁ。
しかも、料理人は手探りだ。
客が見えないから、どんな顔をして
料理を食べているかはホールの人間に
委ねるしかない、だろ?」
主人公:「はい」
オーナー:
「いいホールの人間がいれば、
料理は安心して料理を作れるわけだ。
わかるか?」
主人公:「はい」
オーナー:
「思うんだよ、俺が最高だと思う料理でも
人が食べたらそうは思わないかもしれない。
ホールも厨房も同じだ。
結果や評価は
自分が出すわけじゃない。
人が出すんだ。俺たちの仕事はな。」
主人公:(黙って頷く)
オーナー:
「だから面白い、飽きない、止まらない
死ぬまで勉強していられる。
こんな幸せな仕事って他にはないじゃないかなぁ・・・」
シーンとしては短いものでしたが、
なぜか感動したんですよね。
よくよく考えると、
セールスライターとしての自分も
同じような感覚、気持ちでやっていたなと。
それを代弁してくれたような気がして。
人に何かを伝えて行動させる・・・
それが無料レポートの請求なのか、
メルマガに登録させることなのか、
商品・サービスを売ることなのか。
文章を書いて人を動かすというのは、
難しいし、怖いことでもある。
だって、自分の言葉や文章で
誰かの人生を変えることもありうるから。
誰かを傷つけたり
誰かを怖がらせたり
誰かを不安にさせたり・・・
もしくは、
誰かを窮地から救うことも
誰かを笑顔にすることも
誰かを勇気づけ、希望を与えることも・・・
それほど、言葉・文章には力がある。
それに文章には必ず自分の“色”が出てしまう。
いくら隠そうとしても消すことが出来ない。
今の自分の感情や考え、価値観など
その瞬間、その時の自分の心の中が
そのまんま反映され、自分の中身が晒されてしまう・・・
まさにそんな気分をどこかで感じていました。
また、その文章を誰がどんな顔をして読むかも、
読んだ後にどんな感じを受けるかもわからない。
そこが不安であり、反応が楽しみでもあった。
その文章が本当に心に響くのか、
人の心を動かし購買させる気になるのか、
市場に出してみないと答えはでない。
最後は、全て市場に委ねるしかない。
評価も結果も全ては「読み手」が決めるもの。
たとえ、自分で自信があり、
ベストだという確信があったとしても
読み手によっては、全然ダメかもしれない・・・
そんな中でライティングをする。
それで何回も心が折れそうになったり、
厳しい現実を突きつけられたりしたか・・・
でもだからこそ、面白いし、学ぶことが楽しかった。
飽きることも、学びを止めることもなかった。
それは今でも変わりません。
なので、セールスライターを目指している方は、
このような気持ちで取り組んでもらえるといいかと。
僕からのちょっとした提案です^^
簡単にまとめたら、、、
どんな失敗や試練にへこたれず、
いい学びになるので楽しもうよってことです(笑)
少しでも共感できたら取り入れてみてください。
最後までご覧いただきありがとうございました。