あなたは商品・サービスを購入した時に、
こんな経験がありませんか?

商品名は思い出しても、
店名までは思い出せない・・・
ネットで買ったはずだけど、
どこの通販サイトで買ったっけ??

もしくは、〇〇(地名)にあるのは
覚えているけど、具体的な道順や
場所を覚えていない、、、

もらったチラシやパンフレットも
どこかにいって見つからないし、
もう捨ててしまったかも・・・

こうやってあなたや商品の存在が消えて、
購入される機会を失い、顧客がまた一人、
二人と減っていく、、、

私自身もお客さんの立場では、
このような経験をしたことがあります。

実際、その店や場所を探すのに苦労しました。

人間の記憶は簡単に消えてしまうものです。
日頃からその商品・サービスについて考えているなら、
そう簡単に忘れることもないでしょう。

でも、そんな日頃から考える暇もありません。

また探して見つけようという意欲や情熱も
そこまで高くありませんし・・・

ということは、一度商品・サービスを
買ってくれた人が、買わなくなったのは
魅力がないからという理由だけでなく、
案外大したことないところに隠されています。

事実、ダイレクトレスポンスマーケティングの
権威であるダンケネディによると、、、

「顧客があなたから買わない理由の約60パーセントは
売り手から大事にされていない」と顧客が思ってしまうから。
そして、顧客の頭の中の記憶から忘れられてしまうのが一番の原因である。

と言っています。
よく考えてみれば分かることだと思うのですが、
顧客はいちいちあなたのことなんか考えません。

仕事や家族、人間関係、お金などの悩みや問題で
頭がいっぱいになっていることの方が多いはず。

実際、あなたも今日しなければならない
仕事や用事などで、1日中何かしらのことを
色々考えてますよね?

つまり、あなたの商品・サービスを
覚え続けてもらうための「スキマ」がないわけです。

じゃあ、どうすれば顧客の頭の中から
消えてしまうことなく、覚えてもらえるのか?
何をすれば、その「スキマ」を作れるのか?

その答えは簡単です。
何回もフォローアップすること。

言い換えるなら、忘れさせない程度に
コミュニケーションを取り続け、
頭の片隅にあなたの存在を残すことです。

これを心理学の観点から説明すると、
単純接触の理論というのがあります。

1日中ずっと一緒にいるよりも、
1日1時間、10回会っている方が
より相手に好意を持つようになるということです。

要するに、何回もアピールすることです。
コンタクトを取り続けることに意味があります。

この理論をあなたのビジネスで取り入れる場合は、
例えば、、、

商品購入の後に、
「商品はどうでしたか?」
「商品の正しい使用方法を送ります」
「使用した感想をくれませんか?」

などのメールを送ったり、DMを送ったりします。

もしくは、役立つコンテンツを送って、
出来る限り関係を維持する努力が必要です。

あとは、あなたが連絡してきたタイミングと
お客さんの買いたいというタイミングが合えば、
また購入する確率は上がります。

ただし、お客さんのタイミングは
意図的に操作することも、変えることもできません。

だからこそ、あなたが連絡を取り続ける必要があります。

何回も連絡を取ってしまったら
お客様に迷惑じゃないだろうかと考えるなら、
きちんと言葉にして伝えれば何も問題がありません。

たった一言、
「このような連絡が不要でしたらその旨返信ください」

そのようなメッセージを最後に加えれば、
何かしらのアクションをしてもらえるでしょう。
メルマガの場合は、配信解除のボタンを必ず
つけておけば大丈夫です。

もし、気に入らないと思えば
返信や解除の連絡がくるだけです。

それも、ただ単にあなたとそのお客さんに
縁がなかった、それだけのことです。
気にすることはありません。

なので、ちょっと迷惑かなぐらいの勢いで
コンタクトや連絡を取り続けることをオススメします。

それでは、今日はこの辺で。